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  実行委員長ごあいさつ 開催概要 実行委員会 過去のアジャイルジャパン 

開催日:2016年5月31日(火)

9:00 初心者向けミニチュートリアル
9:30 実行委員長挨拶
9:40
激励メッセージ
松本 隆明 氏
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア高信頼化センター 所長

9:55
|
10:45
基調講演1:
スクラムがイノベーションを加速する 〜ソフトウェア以外にも適用されはじめたアジャイル〜
Joe Justice 氏
President Scrum in Hardware, Scrum Inc.

Joeがスクラムを使ってハードウェア企業を変革する手法はメディアにて多数紹介されています。 Joe はスクラムを組織のあらゆるレベルで実行する、Scrum Inc のコンサルタントでありコーチです。TEDx の講演者でもあり「チームWIKISPEED」というボランディアベースのグリーンカーをプロトタイピングする会社の創設者でもあります。


10:55
|
11:45
基調講演2:
アジャイルなIoTプラットフォーム開発
玉川 憲 氏
株式会社ソラコム 代表取締役社長

日本IBM基礎研究所でウェアラブルコンピュータの研究開発に従事。その後、ソフトウェア事業部にて講師、コンサルティング、技術営業、エバンジェリスト、マネージメントを歴任。2010年にアマゾンデータサービスジャパンにエバンジェリストとして入社し、日本のAWSクラウド事業立ち上げチームとして指揮。現在、株式会社ソラコムを起業。革新的なIoTプラットフォームの開発に従事する。

11:45 実行委員会からのご案内(スポンサー紹介など)
12:00
|
12:30
ランチセッション:

エンタープライズアジャイルをサポートする優れたソフトウェア開発環境とは
廣田 華代 氏 マクニカネットワークス株式会社
  Hall Room1 Room2 Room3
13:00
|
13:35
A-1:
アジャイルは本当に日本のソフトウェア開発を変えることができるか?
平鍋 健児
株式会社永和システムマネジメント
アジャイルジャパン実行委員

C-1: 公募セッション
新米スクラムマスタとQAおじさんのアジャイル珍道中
永田 敦 氏
ソニー株式会社
豊田 昌幸 氏
株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

B-1: 公募セッション
組織の壁を乗り越えるアジャイル開発
和田 圭介 氏
KDDI株式会社
北条 裕樹 氏
KDDI株式会社

※資料非公開
D-1: 公募セッション
請負で企画・開発・運用・拡張まで担当するアジャイルチーム
青木 智英 氏
株式会社コードクオリティ
高柳 謙 氏
ダイアログデザイン

13:50
|
14:35
A-2:

自社プロダクト開発現場でのアジャイルなプロジェクト運営記録
大貫 浩 氏
リックソフト株式会社
長沢 智治 氏
アトラシアン株式会社

B-2:

日本型ハイブリッドアジャイルの導入と実践
長瀬 嘉秀 氏
株式会社テクノロジックアート
C-2:

7つの側面でアジャイル要求を切り出すDtoD入門
藤井 拓 氏
株式会社オージス総研


D-2:

事業会社でのアジャイル奮闘記
高橋 陽太郎 氏
株式会社リクルートジョブズ
14:50
|
15:25
D-3: 公募セッション
まだテスト期間とかつくっているの?
~アジャイルな開発におけるテストとの付き合い方~

kyon_mm 氏
株式会社オンザロード
otf 氏
株式会社オンザロード
C-3: 公募セッション
品質保証部門とアジャイル開発推進部門が一緒に歩んだアジャイル開発導入
~DADベースのアジャイル版開発プロセスの構築、実践と課題~

新井 和洋 氏
東芝テック 株式会社
石井 裕志 氏
株式会社 東芝

A-3:

アジャイルをもっとアジャイルに
~ 足りない何かが見つかる、アジャイルミステリー分析 ~

岸良 裕司 氏
ゴールドラット・コンサルティング・ジャパン

吉野 大 氏

株式会社MonotaRO


B-3: 公募セッション
アジャイル初心者とアジャイル熟練者でつくる初めてのリモートアジャイル開発の実態
渡会 健 氏
株式会社 アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング
嶋田 正彰 氏
インフォコム株式会社
15:40
|
16:25
A-4:

継続的ディスカバリー&デリバリー
~ 顧客が欲しがるプロダクトを産み出すには? ~

杉山 光治 氏
株式会社豆蔵
B-4:

文化の壁をぶち壊せ!日本でも出来る本物の DevOps ジャーニー!
牛尾 剛 氏
マイクロソフトコーポレーション
野澤 英歩 氏
株式会社カラダメディカ

C-4:

アジャイルに理解ある発注担当者と受託開発の事例紹介
川端 光義 氏
株式会社アジャイルウェア
亀本 達也 氏
環境機器株式会社

※資料非公開

D-4:

「世界最強トヨタのDNAを自社に移植する!」
~システム保守における現場リーダーの闘いと成長、そして大部屋への挑戦~

高木 徹 氏
株式会社 豊田マネージメント研究所
山海 一剛 氏
株式会社 オージス総研

16:40
|
17:15
A-5:
SIerから「はてな」へ/「エンジニア」から「社長」まで役割が変わる中で大切にしたこと・考えたこと
栗栖 義臣 氏
株式会社はてな

D-5: 公募セッション
効果的な自働化を目指す! Value Stream Mapping 実践ワークショップ
牛尾 剛 氏
マイクロソフトコーポレーション
原田 騎郎 氏
株式会社アトラクタ

※資料非公開
C-5:

アジャイル開発に適した要件の作り方
~何をどこまで決めればよいのか~

小堀 一雄 氏
株式会社 NTTデータ

※資料非公開
B-5:
各プロフェッショナル団体は、アジャイルをどう考えているのか
~アジャイルに共感できる!できない?~


<前半>活動/見解のご紹介
●情報サービス産業協会(JISA)

●日本ファンクションポイントユーザ会(JFPUG)
●itSMF Japan

●慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科


<後半>パネルディスカッション
●日本SPIコンソーシアム(JASPIC)
●ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)

●日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)
17:30
|
18:05
C-6: 公募セッション
アジャイル開発における品質保証と人材活用
村上 薫 氏
グリー株式会社
市原 楓 氏
グリー株式会社

A-6:

アジャイルと言わないエンタープライズアジャイル導入
鈴木 雄介 氏
グロースエクスパートナーズ株式会社

18:20
|
18:40
クロージングセッション
18:40
|
20:00
ネットワーキングセッション(軽食付き)

※プログラムは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
各セッションへのご参加は、自由にお選びいただけます。
セッションへの参加人数によって、お立見になる場合や、入場制限を行う場合がございますので、予めご了承ください。


<セッションカテゴリーについての補足>
経営/管理者向けアジャイル開発概論・導入事例
組織/ステークホルダーとつくる アジャイル
(事業部門・顧客・市場・国・パートナー・契約・部門横断)
品質でつくるアジャイル (プロセス・品質)
チームで作るアジャイル、ワークショップ
(チームビルディング・開発手法・ 技法・改善・成長)

激励メッセージ(9:40-9:55)

ゲストプロフィール
松本 隆明 氏
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
ソフトウェア高信頼化センター 所長


日本電信電話公社(現NTT)において、オペレーティング・システムの研究開発、大規模公共システムへの導入SE、キャリア共通調達仕様の開発・標準化、情報セキュリティ技術の研究開発に従事。株式会社NTT データ、NTT データ先端技術株式会社を経て、2012 年7 月より現職。博士(工学)。
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基調講演1(9:55-10:45)

セッションタイトル
スクラムがイノベーションを加速する 〜ソフトウェア以外にも適用されはじめたアジャイル〜

セッション概要
アジャイルのプラクティスとスクラムがソフトウェア開発以外でも使われ、新しいイノベーションが起こり始めています。このセッションでは、航空宇宙、通信、医療機器、サービス、マーケティング、金融、人事、教育といったハードウェアや製造業を含む新しい分野でのアジャイル適用について紹介します。競争力のあるビジネスに向かって、アジャイル手法でチームと組織を立ち上げている事例です。

「アジャイル宣言」の4つの価値と12の原則の中に現れる1つ1つの “ソフトウェア” という単語を “目に見える顧客価値” に置き換えてみると、すべてのビジネスに適用可能なエレガントな方法論に読めるのです。

今回のテーマは「あなたと作るアジャイル」。スクラムはさまざまな分野の能力を持つ人が集まり、一緒に未来を作って行く活動です。日本のみなさんとそんなアジャイルを始められたらとても嬉しいです。

講師プロフィール
Joe Justice 氏
President Scrum in Hardware, Scrum Inc.

Joeがスクラムを使ってハードウェア企業を変革する手法は、”Forbes”, ”CNN Money”, ”Fast Company”, ”Discovery Channel” といった有名メディアで何度も世界的に紹介されています。 Joe はスクラムを組織のあらゆるレベルで実行する、Scruminc のコンサルタントでありコーチです。 “eXtreme Manufacturing framework” の開発者であり、アジャイルプロセスをソフトウェア開発だけでなく、研究、製造、エンジニアリングチームに適用しています。TEDx の講演者でもあり「チームWIKISPEED」というボランディアベースのグリーンカーをプロトタイピングする会社の創設者でもあります。ゴールは、世界をよりよく変えること。国際的な賞に輝いています。

この基調講演のポイント! (実行委員長より)

Joe Justice さんに、ハードウェアを対象としたアジャイルの講演を日本で話していただくことに、私は感慨深いものがあります。それは、アジャイル開発のリファレンスモデルのひとつが、トヨタ生産方式などの「日本のものづくり」にあると言われており、私も様々なことを見聞きして、そのことを実感しているからです。例えば、愛知県名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館(テクノミュージアム)は、何度訪問しても新しい気づきがあります。ソフトウェアと比較して修正しづらいハードウェアでのアジャイルは、ソフトウェア開発に関わる方々におおいに参考になると思います。


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基調講演2(10:55-11:45)

セッションタイトル
アジャイルなIoTプラットフォーム開発

セッション概要
IoTに最適なモバイルデータ通信を提供するIoTプラットフォーム"SORACOM"を提供するソラコムでは、アジャイルなサービス開発を行っています。 お客様の要望を元に、次々と新たなサービスや機能開発を行う"非同期な"ソラコム開発チームの様子と、 "非同期"を実現するための組織、チーム作りなど、日々の苦労や工夫をご紹介します。

講師プロフィール
玉川 憲 氏
株式会社ソラコム 代表取締役社長

1976年大阪府生まれ。日本IBM基礎研究所でウェアラブルコンピュータの研究開発に従事。その後、ソフトウェア事業部にて講師、コンサルティング、技術営業、エバンジェリスト、マネージメントを歴任。2010年にアマゾンデータサービスジャパンにエバンジェリストとして入社し、日本のAWSクラウド事業立ち上げチームとして指揮。AWS技術統括を2015年春に卒業し、現在、株式会社ソラコムを起業。革新的なIoTプラットフォームの開発に従事。
東京大学工学系大学院機械情報工学科修了。米国カーネギーメロン大学MBA(経営学修士)修了、同大学MSE(ソフトウェア工学修士)修了。
『Amazon Web Services クラウドデザインパターン 設計ガイド』『同 実装ガイド』『Amazon Web Servicesガイドブック』『アジャイル開発の本質とスケールアップ』他、著作翻訳多数。


この基調講演のポイント! (実行委員長より)

ソラコムの玉川さんは、日本IBM在籍時から10年以上もアジャイル開発に長く関わってこられました。自らサービスを立ち上げ、スピード感を意識してビジネスをしていらっしゃいます。その充実した日々に、アジャイルがどう役立っているかを知ることができる貴重な機会です。今、日本の多くの企業では、新ビジネス創出に関心が高まっています。一方、その進め方に悩んでいる方々も多いと思います。そのような方々にとって、勇気と気づきを得られる講演になれば幸いです。


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ランチセッション(30min)

セッションタイトル
エンタープライズアジャイルをサポートする優れたソフトウェア開発環境とは

セッション概要
ビジネスのデジタル化時代を迎え、顧客にとってより価値ある製品・サービスを提供するためには、より「スピーディーに」「透明性高く」「開発者のコラボレーション」を促進するソフトウェア開発環境が重要である。本セッションでは国内最新事例を交えてこの新たなアプローチを紹介する。

講師プロフィール
廣田 華代 氏
マクニカネットワークス株式会社
第2事業部プロダクト第2営業部第2課 担当

ソフトウェア開発環境プラットフォームGitHub Enterprise製品を担当しています!
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A-1:(13:00-13:35)

セッションタイトル
アジャイルは本当に日本のソフトウェア開発を変えることができるか?

セッション概要

日本においてアジャイル開発を進めるためには、アジャイルマニフェストの「契約交渉よりも顧客との協調」、「計画に従うことよりも変化への対応」を、既存の産業構造や文化的背景の中でどのようにフィットさせていくか、を考える必要があります。このセッションでは、16年間アジャイルの普及を行ってきて、また、ブラジル、ベトナム、インド、中国、デンマークそれぞれのアジャイル技術者との会話した経験から、日本の文化、産業構造をふまえた課題を共有し、私たちに合ったアジャイルとは何か、について考えたいと思います。
講師プロフィール
平鍋 健児 
株式会社永和システムマネジメント 代表取締役社長
株式会社チェンジビジョン 代表取締役社長
Agile Japan 2009-2011 実行委員長


UMLエディタastah*(旧JUDE)の開発等、20年以上ソフトウェア開発経験、 うち10年のアジャイル開発経験をもち、開発現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えている。 
著書『アジャイル開発とスクラム~顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』、『ソフトウェア開発に役立つマインドマップ』、共著『要求開発』、など多数。
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A-2:(13:50-14:35)

セッションタイトル
自社プロダクト開発現場でのアジャイルなプロジェクト運営記録

セッション概要

小規模から大規模まで業種も多岐に渡る約400社に導入実績があるプロダクトを開発し続けてきた4年間の開発ストーリーをお話しします。 少人数開発で、大きなプロダクトを開発する現場を持続可能にするためには、ユーザーニーズへの意思決定、チームのワークスタイル、成長のピボットが必要でした。 プロダクトのビジョンとユーザーニーズに応え続けた結果、アジャイルな現場になった事例をご紹介します。 プロダクトオーナーと現場エンジニアの生の声をお届けします。
講師プロフィール
大貫 浩 氏
リックソフト株式会社
代表取締役 社長執行役員


リックソフト株式会社の代表をしてます。 C言語を10年、Javaを10年経験して、最近はパワポとExcelかな(笑) 時々コード書いてます。 ソフトウェア開発の原動力は「困っている人を助けたい」という気持ちです。
長沢 智治 氏
アトラシアン株式会社 エバンジェリスト


シニア エバンジェリスト。認定スクラムマスター。 Rational Software, IBM, Borland でソフトウェア開発プロセスに関するコンサルティング活動を経て、2007年より、Microsoft のエバンジェリストに。2014年1月からアトラシアンのエバンジェリストに就任も、常に変わらず、中立なスタンスで講演や執筆、現場訪問活動を継続中。
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A-3:(14:50-15:25)

セッションタイトル
アジャイルをもっとアジャイルに
~ 足りない何かが見つかる、アジャイルミステリー分析 ~

セッション概要

変化の激しい現在の市場の要求に対して、実践的で優れたツールをもつアジャイルは強力なソリューションとして、現場に広く浸透してきました。アジャイルを入れると現場のモチベーションがあがり、これで会社が変わるのではないかと多くの方々が期待し、実際に効果も見えてきます。一方で、アジャイルを入れても、必ずしも変わらないものがあります。
プロジェクトの後半になればなるほど積み残しが増える。
マルチタスクが発生し、仕事の質が下がる。
期待されたQCDが確保されない。
現場がいくら頑張っても納期が遅れる。
チームのモチベーションが下がってしまう。
一生懸命取り組んでいるのに、思ったような効果が出ないならば、何かが足りないはず。それは現場の努力でしょうか? すでに一生懸命やっている現場にこれ以上努力を求めるのは酷なことかもしれません。
この講演では、このような場合、どう考察をすればいいのか、全体最適のマネジメント理論TOC(Theory of Constraints)の「ミステリー分析」を紹介するとともに、課題を分析し発見したシンプルなソリューションと、めざましい成果を出した実証実験事例をご紹介します。
科学論文のように、仮説・検証・考察の手順で、再現性のあるロジックでセミナーを構成していきます。
講師プロフィール
岸良 裕司 氏
ゴールドラット・コンサルティング・ジャパン CEO


日本TOC推進協議会理事。教育のためのTOC理事。全体最適のマネジメント理論TOC(Theory Of Constraint:制約理論)をあらゆる産業界、行政改革で実践し、活動成果の1つとして発表された「三方良しの公共事業」はゴールドラット博士の絶賛を浴び、07年4月に国策として正式に採用される。幅広い成果の数々は、国際的に高い評価を得て、08年4月、ゴールドラット博士に請われて、ゴールドラット・コンサルティング・ディレクターに就任。博士の側近中の側近として、世界各国のゴールドラット博士のインプレメンテーションを、トップエキスパートとして、知識体系を進化させ、また、ゴールドラット博士の思索にもっとも影響を与えた一人と言われている。
東京大学MMRC 非常勤講師
国土交通大学 非常勤講師
名古屋工業大学 非常勤講師
著書・監修書 『ザ・ゴール コミック版』(ダイヤモンド社) 『考える力をつける3つの道具』(ダイヤモンド社) 『全体最適の問題解決入門』(ダイヤモンド社) 『職場の理不尽』(新潮社) 『最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント』(中経出版) 『よかれの思い込みが会社をダメにする』(ダイヤモンド社) 『過剰管理の処方箋』(かんき出版) 『三方良しの公共事業改革』(建設通信新聞社) 『出張直前!一夜漬けのビジネス英会話』(中経出版)  国際学会発表実績多数 連載:日経BPネット 小さな組織の未来学「組織全体を最適化する科学的思考3分セミナー」
吉野 大 氏
株式会社MonotaRO
IT部門 EC APグループ長

2010年にMonotaRO入社。2015年よりTOCのプロジェクト管理手法である、CCPMを採用したプロジェクトを率いる。成長し続ける事業をドライブするため、スクラムチームとCCPMプロジェクト、 ひいてはアジャイルとTOCの融合を模索中。
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A-4:(15:40-16:25)

セッションタイトル
継続的ディスカバリー&デリバリー
~ 顧客が欲しがるプロダクトを産み出すには? ~

セッション概要

ビジネスのデジタル化が加速している現在、IT企業はユーザー企業の「御用聞き」という関係ではなく、顧客が買いたいと感じる新しい製品やサービスを見い出だして届けるために、両者が一体となった取り組みが重要です。
要件定義を行い、その定義に従ってシステムを開発するような従来の基幹系システムの開発とは異なり、ビジネスサイドとエンジニアが共に顧客視点からの価値あるプロダクトを探索することで、「学習―構築―測定」のフィードバックループを回し、プロダクトを継続的に改善していく必要があります。
これまでの新製品開発の現場で得た経験から、以下のようなフレームワークやツールを実践する勘所についてお話させていただきます。
・学習(ディスカバリー)における、デザイン思考による価値検証のループ
・構築(デリバリー)おける、スクラムやカンバンによるイテレーティブな開発
・ユーザーストリーマッピングを使用したMVPの見極め
講師プロフィール
杉山 光治 氏
株式会社豆蔵
技術コンサルティング事業部 チーフコンサルタント


ITコンサルタントおよびアーキテクトとして、新製品開発案件やエンタープライズ系の大規模案件を担当し、システム基盤の構築、開発プロセスの整備、標準化、モデリングなどに従事。
2008年より米国でのビジネスを経て、2011年より現職。CSPO。
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A-5:(16:40-17:15)

セッションタイトル
SIerから「はてな」へ/「エンジニア」から「社長」まで役割が変わる中で大切にしたこと・考えたこと

セッション概要

2008年、SIerのシステムエンジニアから、インターネットサービスを提供するアジャイルな組織「はてな」にジョブチェンジしました。その後、エンジニアからディレクター、プロデューサー、サービス開発本部 本部長、そして社長と立場が変わる中で、見えてきた課題をどう捉え、どういうことを考えてきたかについて、お話させていただきます。
講師プロフィール
栗栖 義臣 氏
株式会社はてな 代表取締役社長

1978年鹿児島生まれ。大阪大学原子力工学科卒業後、大手システムインテグレータに就職。2008年にエンジニアとしてはてなに入社。任天堂との協業事業「うごメモはてな」「Miiverse」などのプロジェクトを担当し、2014年より現職。
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A-6:(17:30-18:05)

セッションタイトル
アジャイルと言わないエンタープライズアジャイル導入

セッション概要

アジャイルの本質はビジネスへの貢献であり、そのために重要なのは初期から成果を出すことだと考えます。そこで、あえてアジャイルという言葉を出さず、1年かけて企業内システムを構築した事例をご紹介します。経営層への定期的な成果報告、現場に見えるトライアル、システム活用してもらうための工夫など、担当者とエンジニアが一体となって進めることで、まさにアジャイルな開発を体現することができました。エンタープライズ向けのアジャイルを実現するためにはどうしていくべきか、について皆さんとお話しできたらと思います。
講師プロフィール
鈴木 雄介 氏
グロースエクスパートナーズ株式会社 アーキテクチャ事業本部 執行役員
日本Javaユーザーグループ 会長


ユーザー系システム子会社、フリーランスを経てグロースエクスパートナーズ(株)の創業に参画。SI事業のマネジメントをしながら、ITアーキテクトとしても活躍。システム開発全般のコンサル、開発、運用を一括して手掛ける。 共著『拡張する空間 建築家とITアーキテクトがつくるもの』、監修『「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」、その他アーキテクチャ関連の執筆多数。
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B-1:公募セッション(13:00-13:35)

セッションタイトル
組織の壁を乗り越えるアジャイル開発

セッション概要

これからアジャイル開発に取り組む「あなた」へ。
アジャイル開発を進めるにあたり、社内の組織の壁をKDDIではどのように乗り越えたかについて、企画担当と開発担当のそれぞれの視点でお話しいたします。
これまでKDDIでは、企画担当が作成した仕様書に対して開発や運用部門を含む社内メンバーで読み合わせを実施、その後、開発を委託してリリースまで突っ走るという、清く正しいウォーターフォール開発を行っていました。そしてリリース後に、みな、なんであの機能が入っていないんだ!とか、こんな分かりにくい UI 誰が使うんだ!とか、がっかりしていました。そんながっかり感が、いつしか、社内で議論をする意欲を失わせ、組織の壁を作ってしまったように思います。
ですが、今では違います。
まず、分厚いサービス仕様書を捨て、社内メンバーで集まり、ターゲットユーザーのペルソナやユーザーストーリーを議論した上で、バックログを作成するようになりました。プロダクトは、リリース時ではなく週次のスプリントごとに、社内関係者にレビューされるようになりました。自分たちの意見がプロダクトに反映されることを実感した社内メンバーは、以前とは見違えるほど、積極的に意見を言うようになりました。現在KDDIでは、運用部門が発案したオポチュニティのサービス化に取り組んでいます。
アジャイル開発に終わりはありません。しかし、KDDI社内の組織の壁を壊し、「お客さまへ最高のサービスを届けよう」と社内メンバーと開発チームが一致団結できたことが、これまでの最大の成果だと感じています。本セッションに参加された皆さまには、アジャイル開発を実践したくなるようなモチベーションを得ていただけたらと思います。
講師プロフィール
和田 圭介 氏
KDDI株式会社 クラウドサービス企画部


2003年にKDDI入社。M2Mビジネスのサービス企画を経て、2012年より法人向けIaaS(KCPS)のサービス企画を担当。2014年より、KCPSの管理コンソールのプロダクトオーナーとしてアジャイル開発を推進。 CSM/CSPO。
北条 裕樹 氏
KDDI株式会社 クラウドサービス開発部


1999年にKDDI入社。法人向けIaaSの開発に従事し、2014/12からスクラムマスターとして当該サービスの開発チームを運営中。情報システム部門にいた頃の経験からIT管理者の立場での判断を大事にしている。 日本CloudStackユーザ会メンバー。CSM/CSPO。
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B-2:(13:50-14:35)

セッションタイトル
日本型ハイブリッドアジャイルの導入と実践

セッション概要

欧米で始められたアジャイル開発はすでに15年を経過して、現在の欧米ではほとんどの開発はアジャイルです。
ところが日本では、ゲーム開発やWeb開発に代表される一部の業種での利用が進んでいるだけです。 大きな原因は、日本のソフトウェア開発が欧米とは異なることです。欧米ではユーザーが直接エンジニアを集める方法が主流で、請負は少なく契約方法も異なり、エンジニアも大学でコンピュータ・サイエンスを先行した人が多く、日本では文系出身者が半分以上、など、大きな違いがあります。日本のウォーターフォール型を行ってきた開発現場に対して、アジャイル開発の導入方法、導入可能なアジャイル手法、教育、エンジニアの必要スキル、開発ツールなどの導入方法をご紹介いたします。
講師プロフィール
長瀬 嘉秀 氏
株式会社テクノロジックアート 代表取締役


株式会社テクノロジックアート 代表。OSF(OPEN Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとして DCE(Distributed Computing Environment)関連のオープンシステムの推進を行う。OSF 日本ベンダ協議会 DCE 技術検討委員会の主査を務める。UML Profile for EDOC の共同提案者、ISO/IECJTC1 SC32/WG2 元委員、UMLモデリング推進協議会(UMTP)発起人。アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験コンソーシアム 代表、明星大学情報学部講師
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B-3:公募セッション(14:50-15:25)

セッションタイトル
アジャイル初心者とアジャイル熟練者でつくる初めてのリモートアジャイル開発の実態

セッション概要

有料会員向け情報発信サイト開発を請負受注したインフォコム様がそれまでのお客様とのやり取りの中で、なかなか要件が固まらないことから、自らがいまだ経験したことのないアジャイルでの開発を提案。
そこで、アジャイル開発実績の豊富な弊社(株式会社アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング)にお声掛けがあり、一緒にチームを組んでアジャイル開発に取り組むことになりました。
ところが、初めてのアジャイルだけでも沢山の乗り越えなければならない壁があるのに、リモート(ニアショア)要素も考慮しなければなりません。弊社もリモートの開発は初めてでした。
そこで、アジャイルコーチとして単独でチームに加わるのではなく、アジャイル開発実績を持つ開発チームのコアメンバーも帯同しての支援体制で臨むことにしました。
本セッションでは、アジャイル開発PJの立ち上がりからお客様とのコミュニケーション、チームビルド(特にリモートならではのむずかしさ)、進捗管理等を実体験に基づき時系列に説明していきます。その際に、新米スクラムマスターの立場の視点と、アジャイルコーチの立場の視点とを交えながら赤裸々にお伝えたいと思っています。
講師プロフィール
渡会 健 氏
株式会社 アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング 技術開発部 シニアマネージャー


大手ソフト開発会社からPM系コンサルタントファームを経て、2009年に株式会社 アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング(略称ASE)に入社。
コンサル時代にアジャイル開発に興味を持ち、ASEに入社後マネージャーとしてアジャイル開発を行うチームを編成し、地道に実績(4年で4億弱の売上、20件以上の案件)を積み重ねる。 PMI日本支部 アジャイルPM研究会、アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験コンソーシアムにも加入している。
嶋田 正彰 氏
インフォコム株式会社 エンタープライズ事業本部LAソリューション第一部


独立系Sierを経て2004年にインフォコム株式会社に入社。
主に通信キャリア、素材メーカー、複合機メーカー等大手企業向けのBtoBWebシステムを中心に顧客と直接契約でSIプロジェクトのプロジェクトリーダーに従事。
今までは全てウォーターフォール開発プロセスのみの案件でしたが、今回初めてアジャイル開発プロセスを採用。インフォコムとして初の請負型アジャイル開発となる。
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B-4:(15:40-16:25)

セッションタイトル
文化の壁をぶち壊せ!日本でも出来る本物の DevOps ジャーニー!

セッション概要

アジャイルや、その血統を継ぐ DevOps など、新しい考え方や技術が到来しても文化的背景から「日本では難しい」、「日本流にアレンジしないと無理」などの意見は少なくありません。
それは本当なのでしょうか?日本にもそのような現状を打破して、アジャイル開発や、DevOps を導入して、効果を上げている企業は存在します。「自分のところは特別だから」という箱から飛び出して、ビジネス的効果を上げ、 開発者や ITPro が楽しくソフトウェアサービスを開発・運用していくことは日本でも可能です。必要なのはちょっとした勇気と、ちょっとだけ考え方を変えること。開発、運用、プロダクトオーナー、デザイナそして、CEO含めたマネジメントのサイロを全員で打破し、リードタイムを短縮した素晴らしい顧客事例をお話いたします。
そこで使われた新しい「文化」をインストールする具体的手法、全員で勝ち取ったサイロの破壊とリードタイムの短縮手法、 そして、そこで使われた新テクノロジーを現場に導入するための手法と共に皆様にご紹介いたします。皆さんのところでも同じことができます。日本だから、うちは特別と思わず、日本を一緒に変えませんか?

<関連情報>

日本でアジャイル / DevOps 導入が進まないのは「文化」を変えないから
http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/03/28/081149


講師プロフィール
牛尾 剛 氏
マイクロソフトコーポレーション 
シニアテクニカルエバンジェリスト DevOps


米マイクロソフトのDevOpsワーキンググループ所属。大手SIerを経てアジャイルやDevOpsの実践者/コンサルタントとして10年以上のキャリアを誇る。国内だけでなく、Agile Conference等の国際カンファレンスでの講演も多数。VietnamのDevDay 2015では2nd Speaker prizeを受賞 著書にオブジェクト脳のつくり方や、ITエンジニアのためのゼロから始める英語勉強法などがある。
野澤 英歩 氏
株式会社カラダメディカ 
プロダクト企画部 部長代理


2015年にカラダメディカに入社。Microsoft AzureのPaasを使用したエンドユーザー向けコンテンツの開発を経て企画職に転向。 2015年9月から法人向けサービスのプロダクトオーナーとして開発者の視点を取り入れながらTMS(Total Management System)、Agile開発、DevOpsを推進。
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B-5:(16:40-17:15)

セッションタイトル
各プロフェッショナル団体は、アジャイルをどう考えているのか
~アジャイルに共感できる!できない?~

セッション概要

本セッションでは、アジャイルの普及や研究以外の活動が主目的だがアジャイルに関しても活動されている、各プロフェッショナル団体の方々の視点から、アジャイルに対する議論を行います。
前半は、昨年に引き続き、今年初登壇となる各団体が行ってきたアジャイルに関する活動や見解をご紹介いただきます。
後半は、「アジャイルに対して共感できること、共感できないこと」をテーマに、下記団体に所属する方々と参加者も交えてパネルディスカッション形式で議論を行います。アジャイルとは一般的には相反すると思われることもある各手法を推す方々が、アジャイルをどう見ているのかを聴き、質問をぶつけてみませんか。

<前半>活動/見解のご紹介
  • 情報サービス産業協会(JISA)
  • 日本ファンクションポイントユーザ会(JFPUG)
  • itSMF Japan
  • 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
<後半>パネルディスカッション
  • 日本SPIコンソーシアム(JASPIC)
  • ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)
  • 日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)

パネリストプロフィール
<日本SPIコンソーシアム(JASPIC)>
小笠原 秀人 氏
株式会社 東芝 インダストリアルICTソリューション社
IoTテクノロジーセンター プロセス品質技術開発部


日本SPIコンソーシアム(JASPIC) 運営委員長。1990年 東芝に入社以来、ソフ トウェア生産技術(メトリクス活用、不具合管理、静的解析、テスト設計/管 理、プロセス改善など)に関する研究・開発およびそれらの技術の推進・展開 活動を実践中。ソフトウェア・シンポジウム2016プログラム委員長、派生開発 カンファレンス2016実行委員長。
<ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)>
西 康晴 氏
電気通信大学 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻 経営情報学コース 講師


NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)理事長、ISO/IEC JTC1/SC7/WG26(ソフトウェアテスト・ISO/IEC29119)国内委員会主査、財団法人日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)副委員長、NPO法人組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会(SESSAME)副理事長などを務める。電気通信大学にてソフトウェアのテストや品質、安全性、開発組織の品質経営などについて研究や教育、コンサルティングを行う傍ら、ソフトウェアテストのビジョナリーとして「現場に笑顔を」をキーワードに飛び回っている。
<日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)>
小原 由紀夫 氏
株式会社富士通アドバンストエンジニアリング
人事総務本部 人材開発室 室長


富士通入社、出向、転籍を経て現職。20年間、日本の電機・自動車のグローバル企業の工場システム構築にベンダーのプロジェクトマネジャとして参画した。グローバルPMメソドロジーとTPSのセミナーと実践支援をしている。PMP。PMAJ会員。PMI会員。米国ケイデンスマネジメント社(2009 PMI Provider of the year)認定講師 PMAJ-IT-SIG TPSに学ぶPM-WG主査。日本プロジェクトマネジメント協会 優秀講演賞受賞

<参考URL>   
・なぜなぜ5階分析手法    
http://www.jasst.jp/archives/jasst10e/pdf/D5-3.pdf   
・米国ケイデンスマネジメント社(2009 PMI Provider of the year)認定講師 http://www.cadencemc.com/about-us/our-team/yukio-kohara-pmp/   
・日本プロジェクトマネジメント協会 優秀講演賞受賞 http://www.pmaj.or.jp/kyoukai/commend_2015.html
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C-1:公募セッション(13:00-13:35)

セッションタイトル
新米スクラムマスタとQAおじさんのアジャイル珍道中

セッション概要

3年前、別々の組織だった開発チームとQAが出会ってアジャイル開発を始め、それが今では開発とQAが融合したチームになりました。どのような道のりで歩んで来たか、我々の珍道中をご紹介します。黎明期では開発段階からQAが参入して一緒にやること自身がチャレンジでした。開発視点から見ると、QAと一緒にやることはいいことだというのはわかっていましたが、それをどうやってやったらということはわかっていませんでした。それはQAも同じで、アジャイルテスト、アジャイルにおける品質保証をどうやって行くかは手探りでした。まずは、開発の時点からQAが評価をし、問題を早く見つけて軌道修正をしていくことを考えました。そして、次のフェーズでは、前回のイテレーションからの学びを活用し、開発とQAが同じチームとして融合した体制で進めることができて現在に至っています。開発の立場、QAの立場を織り交ぜて、その時その時をどう考え、どう変わっていったか、そして、今現在どのようになったかを、その過程も含めてお話ししたいと思います。
※小冊子「アジャイルの魂2015」に投稿した「QAおじさんのアジャイル奮闘記」にて、開発側から見たお話になります。
講師プロフィール
永田 敦 氏
ソニー株式会社
IP&S 品質保証部門 システムクオリティ部 品質エンジニアリングマネージャ


業務用システムおよび製品の品質保証、特にソフトウェア品質の改善に従事
アジャイル開発の品質改善
アジャイルの流派 EVO
アジャイル関係の手法: アジャイルインスペクション、アジャイルRCA
得意技:ステルスモードでアジャイルチームに潜り込む
通称:アジャイル好きなQAおやじ
資格:Agile Inspection Leader Maestro, Process Owner Maestro
JSTQB : Advanced Level Test Manager
豊田 昌幸 氏
株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

SI事業G プロジェクトマネージャ

ソフトウェア開発者として、業務用システムの受託開発に従事
7年前にアジャイルに出会い、アジャイルマインドに心から共感。
ユーザー、ITベンダー、ソフトウェアハウスが共にWin-Winの関係になるためにアジャイルマインド、要求開発マインドをもちいて、真の価値を創造すべく、開発現場で奮闘中。
・ScrumMaster
・ProjectFacilitator
・PMI AgilePM研究会 メンバー
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C-2:(13:50-14:35)

セッションタイトル
7つの側面でアジャイル要求を切り出すDtoD入門

セッション概要

本講演では、アジャイル開発において要求を表現するために用いられているユーザーストーリーを7つの側面から切り出すDiscover to Deliver (DtoD)を紹介します。講演では、まずアジャイル開発における要求表現と課題について説明します。次いでそれらの課題の解決策となりえるDtoDによるアジャイル要求の進め方をDtoDの基本概念と簡単な例により説明します。

<関連情報>
DtoDに基づくアジャイル要求入門
http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/technical/IntroDtoD/

講師プロフィール
藤井 拓 氏
株式会社オージス総研
技術部アジャイル開発センター センター長


1993年ごろからモデリングと反復開発の教育や実践を行ってきたが、2003年よりアジャイル開発手法とプロジェクト測定の研究と、それらの普及とプロジェクトへの適用支援に従事。 2015年6月に発足したエンタープライズアジャイル勉強会の実行委員長。
主な監訳書『ラショナル統一プロセス入門』、『アジャイルモデリング』、『オブジェクト開発の真髄』、『アジャイルソフトウェア要求』。認定SAFe Program Consultant、認定スクラムマスター、博士(情報学)、技術士(情報工学)
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C-3:公募セッション(14:50-15:25)

セッションタイトル
品質保証部門とアジャイル開発推進部門が一緒に歩んだアジャイル開発導入
~DADベースのアジャイル版開発プロセスの構築、実践と課題~

セッション概要

アジャイル開発というと開発チームの活動に焦点が当たりがちですが、組織として品質の高い製品を出荷するには、品質向上活動や出荷判断に関わる品質保証部門との連携が欠かせません。本発表では、品質保証部門とアジャイル開発推進部門が協力し、アジャイル開発の組織環境作りから実践するまでの道のりを紹介します。
紹介するのは高い品質が求められるPOS端末の開発部門の事例であり、これまでウォータフォール型の開発を行なってきました。しかし、クラウドシステムや携帯端末と連携する新製品が増加したころで、早く製品を作り、早くフィードバックをもらう必要性が増したため、アジャイル開発導入を検討し始めました。
DADを参考にして、品質基準などを含んだアジャイル版開発プロセスの整備を進め、「品質をどう担保するか?」という品質保証部門の視点、「アジャイルの利点をどう活かすか?」という推進部門の視点の両方を活かした仕組みを構築。整備したプロセスに基づいてアジャイル開発を実践しました。その結果、「進捗管理がしやすい」等、前向きなコメントがあった一方、品質可視化やマイルストーンレビューに関する課題も挙がりました。発表では、アジャイル版開発プロセスの実践から得られたアジャイル導入時の注意点や今後の改善策について紹介します。

 
講師プロフィール
新井 和洋 氏
東芝テック 株式会社
リテール・ソリューション事業本部 品質保証部 システム開発品質保証担当グループ長


大手量販店様向けPOS等のアプリケーション開発、技術戦略推進、IT推進、SPI推進(社内SEPG)を経て、2007年より、ソフトウェアの品質保証業務へ従事。社製ハードウェアを除くシステム商品全般の品質保証に係わる企画・立案・推進および品質確認・認定・市場品質対応ならびに関係会社との品質協力・連携強化に関する業務を担当する。
現在は、SQAG/SEPGの区別なくSPI改善を推進している。
石井 裕志 氏
株式会社 東芝
インダストリアルICTソリューション社 IoTテクノロジーセンター プロセス品質技術開発部


2011年に株式会社 東芝に入社。グループ内へのアジャイル開発の推進に従事している他、ソフトウェア品質保証教育の講師を務める。認定スクラムマスター(CSM)、認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)を取得。
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C-4:(15:40-16:25)

セッションタイトル
アジャイルに理解ある発注担当者と受託開発の事例紹介

セッション概要

Webシステム受託会社の株式会社アジャイルウェア(本社:大阪市都島区)と害虫駆除・防虫専門コンサルティング商社の環境機器株式会社(本社:大阪府高槻市)による3年に及ぶアジャイル開発の事例をご紹介します。
発注担当者は、アジャイル開発が初めてであり、発注を決めた背景、発注側の立場でどのように発注、運用を続けているか、そして今までのウォーターフォール開発との違い、メリットデメリットをお伝えします。
受注側は発注側とどのような工夫でアジャイル開発を進めているのか、見積りと契約、開発からリリース、本番運用について等、様々なノウハウをお伝えします。
講師プロフィール
川端 光義 氏
株式会社アジャイルウェア
代表取締役CEO


1998年からソフトウェア開発を15年経験。2003年にはエクストリーム・プログラミング(XP)を全面採用しアジャイル開発を実践、SS2004でXP事例の論文を発表する。その後、「バグがないプログラムのつくり方」(翔泳社)を出版。2007年、変化に強いRubyの開発に転換し、2年後には受託開発を始める。2012年、株式会社アジャイルウェアを設立、最高の顧客満足と最高の開発者満足の実現を目指す。
亀本 達也 氏
環境機器株式会社
経営企画部


前職はシステム開発会社に勤務、1992年から18年間システム開発における様々な役割、プロジェクトを経験。2010年に当時の発注元である環境機器株式会社に転職、発注側の担当者として同社のITインフラ、システム担当者として従事している。環境機器株式会社はITを活用した同業他社との差別化戦略で常に業界をリードし続けている。
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C-5:(16:40-17:15)

セッションタイトル
アジャイル開発に適した要件の作り方
~何をどこまで決めればよいのか~

セッション概要

新しいサービスやソフトウェアを用いてビジネスをスタートアップさせようとしたとき、アジャイル開発は有効な手段として認知されています。このアジャイル開発を成功に導くためには、アジャイル開発に適した要件定義を行う必要があります。具体的には、十分に詳細化され、最新化されており、見積可能で優先順位が付いている要件一覧を準備する必要があります。もちろん、その要件は新しいサービスやソフトウェアの背景にあるビジネスモデルと合致している必要があります。では、そのような要件を素早く作るにはどうすればいいのか?弊社ではLean Startup手法をヒントに独自手法を開発し、顧客の要件定義を支援するサービスを行っています。本セッションでは、実際にアジャイル開発の現場で顧客と一緒に要件定義を行ってきた経験をもとに、アジャイル開発に適した要件定義の勘所についてお伝えします。
講師プロフィール
小堀 一雄 氏
株式会社 NTTデータ
技術開発本部 Agileプロフェッショナルセンタ 課長


2005年に株式会社NTTデータに入社。 主にWebアプリケーション開発向けのフレームワーク、ソフトウェアテスト、開発・管理プロセスの標準化に関する研究を行ってきた。 現在は、アジャイル開発に関するプロセスやツールの開発・導入コンサルティングに従事している。認定スクラムマスター、博士(情報科学)
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C-6:公募セッション(17:30-18:05)

セッションタイトル
アジャイル開発における品質保証と人材活用

セッション概要

当社では現在スマートフォン向けのゲーム開発をアジャイルで行っており、所属するQuality Assurance部にて品質保証を行っております。
 ゲーム開発は機能面の品質と同じレベルで面白さなどが重要ですが、その面白さはある程度開発が進んだ状態でないと評価をすることができません。期待した面白さに達することが難しい場合には開発の後期においても機能要件が大幅に追加・変更されることが珍しくなく、このため品質保証にも柔軟な対応が求められます。
 Quality Assurance部ではプロセス・組織を作る側と、テストを実施する側で連携して柔軟な品質保証を実現しています。
 本発表の前半では変化の激しく、また開発ラインごとに特色ある現場に対し、どのようなプロセスにてアジャイル開発における品質保証を行っているかをご紹介します。
 また後半では障がいを持った方々が活躍している特例子会社と連携した柔軟な品質保証についてお話します。当社ではグループ会社である特例子会社にテストの一部を委託しており、柔軟な品質保証実現のためのテスト体制づくりの取り組みについてご紹介します。
講師プロフィール
村上 薫 氏
グリー株式会社
Wright Flyer Studios事業本部 Quality Assurance部 新プロダクトグループ New Product QAチーム
Senior QA


金融システム開発の品質保証に9年間関わり、ウォーターフォールの現場でやむを得ず発生する手戻りにいかに対応するかを模索。
その後2013年にグリー入社。アジャイル開発の品質保証に携わる。アジャイルに触れ、過去の問題の雪解けを感じつつ、変化の激しい開発にいかに柔軟に対応できる品質保証を行うか日々実践と改善を行っている。
市原 楓 氏
グリー株式会社

Wright Flyer Studios事業本部 Quality Assurance部 新プロダクトグループ New Product QAチーム
スタッフ

2014年 グリー入社。 オフショア推進プロジェクト、モバイルウェブゲームのPM業務を経て、2015年にQAチームにて業務を開始。同2015年に障害者職業相談員認定資格を取得し、障害者雇用に携わる。
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D-1:公募セッション(13:40-13:35)

セッションタイトル
請負で企画・開発・運用・拡張まで担当するアジャイルチーム

セッション概要

開発フェーズだけでなく、システムのライフライクル全般に関わるチームについて、チームコンセプト(チームとして何を達成しようとしているか)と具体的なチーム編成に分けてノウハウをご紹介します。形式的なアジャイル開発ではなく本質的なアジャイル開発とその実践のためのヒントを持ち帰っていただきたいと思います。
[第一部] チームコンセプト
・仕様が決まっていない段階では見積もりが確定しないので仕様を決めるためのプロトタイプ開発から開始する。
・拡張していくシステムにおいてテストは動作保証しているだけで品質保証にならない。
・ドキュメントではなくソースコードを引き継げるようにしておかないとシステムを拡張していくことはできない。
・予算と期間が限られている場合、機能を制限するかテストを省略するか?
・仕様通りに動くものを提供するのではなく、動かなくてもクライアントが納得するものを提供する。
[第二部] チーム編成
・プロジェクトは時期によって必要なリソース量が変化するのでチームで複数の案件を担当することで仕事量の調整を行う。
・お互いにカバーし合えるメンバーでチームを構成することで、特定のメンバーに負荷が集中することを防ぎ、仕事とプライベートの両立を目指す。
・人を育てることがチームの最大の役割であり、人が育たないチームはチームとして機能しなくなる。
講師プロフィール
青木 智英 氏
株式会社コードクオリティ 代表取締役


2003年アジャイルプロセス協議会発足時からの会員で当時からアジャイルを実践。「こうあるべき」という開発を目指すのではなく、現実の予算・期間・リソースの中での最適解を見つけることに力を入れる。AgileJapan2015公認リポーター。
高柳 謙 氏
ダイアログデザイン チームコンサルタント

企業向け研修コンサルタント兼ファシリテーター。主に企業外の活動でファシリテーターとしての活動を行っていたが、2012年からファシリテーションを用いたチーム(プロジェクト単位での)研修を企業内で実施。研修を現場の課題の解決と実験の場として扱い、研修で失敗して現場に活かすプログラムに組み上げていった。
書籍:「アジャイルの魂(AgileJapan2015配布冊子)」
ファシリテーター実績(Agile系):
Agile Japan 2011クロージング・ワールド・カフェ
Agile Japan 2012 Tokyoリレーション・ワールド・カフェ
2013年11月知のフリマ(アジャイルプロセス協議会)
2014年01月 翔泳社未来会議
2015年02月Developers Summit 2015 AgileTED司会
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D-2:(13:50-14:35)

セッションタイトル
事業会社でのアジャイル奮闘記

セッション概要

リクルートジョブズに入社して約半年、事業会社ならではと思える課題に、アジャイルプラクティスを駆使して立ち向かってきました。 その中での試行錯誤、そしてその結果について、チームビルディングの実体験を中心にお話いたします。
講師プロフィール
高橋 陽太郎 氏
株式会社リクルートジョブズ
商品本部プロダクト開発室カスタマウェブ開発部
スクラムディベロッパー
昨年11月にリクルートジョブズにJOIN。
スクラムディベロッパーとしてサービス開発に携わる傍ら、社内の「センセイチーム」のメンバーとして、TDDをはじめとしたプラクティスをインストールするサポートを行っている。
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D-3:公募セッション(16:40-17:15)

セッションタイトル
まだテスト期間とかつくっているの?
~アジャイルな開発におけるテストとの付き合い方~

セッション概要

アジャイルテストについては、これまで書籍がいくつか出版されてはいますが、アジャイルな開発におけるテストの理想像についての話は、あまりされてきておりません。
本セッションでは、1スプリント1週間でありながら、高品質なプロダクトを生み続けているチームの事例をご紹介した上で、アジャイルな開発におけるテストとの付き合い方について、テストアーキテクトとチームメンバーのそれぞれの視点でお話しいたします。
講師プロフィール
kyon_mm 氏
株式会社オンザロード テストアーキテクト

.NETにおけるWebサービス、フレームワーク、ライブラリの開発に従事。システムテスト自動化標準ガイド共著。スクラムを中心としたアジャイルの知見を活用しながら、テストを出来るだけ減らす方法を模索している。
otf 氏
株式会社オンザロード
.NETと関数型プログラミングを愛するプログラマー。
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D-4:(15:40-16:25)

セッションタイトル
世界最強トヨタのDNAを自社に移植する!
~システム保守における現場リーダーの闘いと成長、そして大部屋への挑戦~

セッション概要

企業全体にアジャイルな組織文化を根付かせるためには、2つの要素が必要であることがわかってきました。ひとつは、現場メンバの知恵を引き出し、持続的な改善をけん引するリーダーを数多く育てること、もうひとつは会社全体の顧客価値を最大化するために、組織の壁を打ち払い組織間連携を活性化させることです。アジャイルの源流でもあるトヨタの強さの秘密も、実はこの2つだったのです。しかしトヨタにみられるような改善リーダーを育成するための方法論が体系的に確立されていませんでした。このセッションでは、アジャイル開発の適用が難しいと言われているシステム保守の現場から、改善リーダーの挑戦と成長の記録をお伝えし、その次のステップとして個々の活動を点から面への広がりに変えるための大部屋活動への取り組みをご報告します。最後に、トヨタのDNAを移植する最も効果的な方法論であるTMS(Total Management System)をご紹介します。
講師プロフィール
高木 徹 氏
株式会社 豊田マネージメント研究所
副社長

2006年トヨタ自動車e-TOYOTA部に出向。基幹職。2007年富士通生産革新本部TPS推進担当部長、2008年富士通自律改善推進室プロジェクト部長を歴任。2009年豊田マネージメント研究所の副社長に就任し現在に至る。
<活動>
・TPS検定協会 理事
・英国・ロンドン IT企業にTPS指導
・米国・中国企業へTMS導入
・日本の物流、運輸、流通、出版、金融などの会社へTMS導入
<執筆・図書・出版>
・実践!!IT屋のトヨタ生産方式
・トヨタ流教科書【TMS編】  他
山海 一剛 氏
株式会社 オージス総研
ビジネスイノベーションセンター  エグゼクティブ・コンサルタント

1980年代後半より、主に製造業の分野で、オブジェクト指向モデラー、ITアーキテクト、大規模プロジェクトのPMOなど様々な役割を担う。 最近では自社で、トヨタのモノづくり・人づくりに学ぶ改善塾制度を推進中。
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D-5:公募セッション(16:40-17:15)

セッションタイトル
効果的な自働化を目指す!
Value Stream Mapping 実践ワークショップ

セッション概要

現状のアジャイル開発のデリバリを改善したり、DevOpsの導入を促進するために最初に何をしたらいいでしょうか?私は Value Stream Mapping をお勧めします。これはリーン生産方式やリーンソフトウェア開発において生産や物流、ソフトウェアの工程を改善するために、現状を把握し、将来のあるべき姿を明確にするワークショップです。私は米国でValue Stream Mapping を学び、DevOps 導入の際に多くの企業様に Value Stream Mappingを実践してきましたので、そのノウハウをワークショップを通じて皆さまとシェア、さらに洗練させていきたいと思っています。是非お楽しみください。
講師プロフィール
牛尾 剛 氏
マイクロソフトコーポレーション 
シニアテクニカルエバンジェリスト DevOps


米マイクロソフトのDevOpsワーキンググループ所属。大手SIerを経てアジャイルやDevOpsの実践者/コンサルタントとして10年以上のキャリアを誇る。国内だけでなく、Agile Conference等の国際カンファレンスでの講演も多数。VietnamのDevDay 2015では2nd Speaker prizeを受賞 著書にオブジェクト脳のつくり方や、ITエンジニアのためのゼロから始める英語勉強法などがある。
原田 騎郎 氏
株式会社アトラクタ

株式会社アトラクタ 代表 アジャイルコーチ、ドメインモデラ、サプライチェーンコンサルタント。認定スクラムプロフェッショナル。 外資系消費財メーカーの研究開発を経て、2004年よりスクラムによる開発を実践。ソフトウェアのユーザーの業務、ソフトウェア開発・運用の業務の両方を、より楽に安全にする改善に取り組んでいる。
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